埼玉県八潮市は20日、経済的な理由などの事情がなく、支払い能力がありながらも小、中学校の学校給食費を長期間滞納している八潮市内7世帯の保護者に対し、給食費の支払い督促を越谷簡易裁判所に申し立てた。
未納総額は計203万9925円。最も多い世帯は、2002年度~2007年度に小、中学校で3人分の給食費、計39万5895円を滞納。最も少ない世帯でも19万3890円を滞納していた。法的措置を取るのは埼玉県内で初めて。
八潮市教育委員会はこれまで、未納世帯に対し、電話や家庭訪問などで支払いを呼び掛けてきた。しかし、今回督促対象になった7世帯は、最長で5年間と滞納期間が長かったり、呼び掛けの電話を一方的に切ったりしたため、支払いの意思がないと判断し督促に踏み切った。
今後、22日ごろから越谷簡易裁判所が7世帯に督促状を送付。異議申し立てがなく、支払いにも応じない場合は、八潮市が裁判所に仮執行宣言を申し立て、最終的に給与などの財産の差し押さえが行われる。
埼玉県保健体育課によると、2007年度の埼玉県内全市町村の給食費未納人数と額は、8439人、1億5869万3000円。増加傾向にあるという。









