文部科学省は７日、平成２９年度夜間中学等に関する実態調査の調査結果を公表した。
発表によると、この調査は平成２８年１２月に成立した「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」を踏まえて、法成立後に初めて夜間中学の現状等についての詳細な実態調査を、都道府県教育委員会と市区町村教育委員会などを対象に行ったものだという。
それによると、夜間中学の設置促進について、現在は８都府県２５市区３１校に夜間中学が設置されており、「夜間中学の新設に向けた検討・準備を進めている」と回答したのは、６都道府県と７４市町村、
協議会の設置について「設置予定」と回答したのは１都道府県、「協議会に類する検討組織を設置済」と回答したのは１３都道府県、２９市町村だったという。
■「平成29年度夜間中学等に関する実態調査」の公表について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/11/1398125.htm
