足利工業大学付属高校男子バレーボール部 下級生に暴力で2人退学


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不登校・いじめ・事件 足利工業大学付属高校男子バレーボール部 下級生に暴力で2人退学

07月01日18時30分

全国大会の常連で、優勝経験もある足利工業大学付属高校(栃木県足利市)の男子バレーボール部で、下級生に暴力をふるったとして、3年生2人が退学していたことが1日、わかった。

 同校によると、2人は4月以降、寮や練習場、合宿中に複数回にわたって1年生部員数人を殴るなどしていた。さらに、うち1人は6月14日夜、寮の風呂場で1年生1人に熱湯をかけ、顔にやけどを負わせたことが発覚し、これを発端に一連の暴行が明るみに出た。2人は暴行の理由について「プレーが良くできていない」「態度が悪かった」などと説明しているという。

 2人は19日に学校側から退学を勧められ、23日付で退学。殴るなどしていた2年生と、ほかに風呂場で1年生の足元に熱湯をかけた3年生の各1人が19日付で自宅謹慎処分となった。

 同校は、今春の全国高校バレーボール選抜優勝大会(通称・春高バレー)でベスト8に入るなど、同大会に22年連続出場した名門校だった。 同校の落合健一教頭は「生徒の上下関係に過度な部分があった。今回の問題を反省材料に健全な形の部活動に立て直したい」と話している。

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