ニフティ株式会社は、違法有害サイトを疑似体験しながら、情報モラル知識を身につけることができる「インターネット体験ドリル」を9月4日に公開した。小学生などに、インターネットを有効活用していくための知識と心構えや、個人情報を送信する危険やネットで知り合った人に会いに行く危険、振り込め詐欺の危険など、違法・有害サイトに関連する危険を身に付けてもらうことが目的。利用は無料。
インターネット体験ドリルでは、ストーリーを通じて危険を疑似体験する「体験モード」、危険の回避方法を選択しながら学ぶ「復習モード」、学習内容をもとに5つの設問に回答する「まとめドリル」などを用意。
ニフティでは、今年6月より、同社が所在している東京都品川区の小学校において「情報モラル教育」の授業を実施しており、講師は同社社員が務めている。今回の取り組みも、子どもや保護者がインターネット利用時の情報モラル知識を体験できるようにするための社会貢献活動の一環。
ニフティでは、「今後も情報モラル教育普及のため、利用者の方の声を反映しながらさまざまな活動を行っていきたい」としている。