殺虫剤が混入した中国製冷凍ギョーザによる健康被害の発覚を受け、文部科学省は31日、中国製冷凍ギョーザが学校給食で使用されていないか確認するよう、各都道府県教委などに呼びかけ、安全確認を促す通知を出した。現在、使用実績があったという報告は来ていない。
栃木県ではジェイティフーズの自主回収対象となっている「柔らかく煮込んだロールキャベツ(トマト味)」が今年度、県内の27小・中学校の学校給食で使用されていた。健康被害を訴えた児童や生徒はいないという。
岐阜県岐阜市教委は、2月の学校給食の献立で予定していたジ社の春巻きを使用中止、他社の国産品に変更することを決めた。