八王子市、りそな銀行、東京工科大学は八王子市内の小学校10校で11月からシミュレーション型学習ゲームソフトによる金融経済教育を実施すると発表した。
りそな銀行と東京工科大学メディア学部インストラクショナルメディア研究室が共同制作した小学生向け金融経済教育のeラーニングシステムを「りそなキッズマネーアカデミーin多摩」の学習プログラムの一部として活用したもの。
ゲームの内容は、プレイヤーがケーキショップの店主となり、出店の土地選びや銀行からの融資、アルバイトの採用などを経て、借入金の返済や税金の納付を経験するシミュレーションゲームとなっている。
27日(水)に八王子市役所にて共同記者会見も行われ、黒須隆一市長は「正しい金融感覚を身に付けるとともに、地域の商店主や専門家から学ぶ貴重な機会としてほしい」と語った。