文部科学省は7日までに、全国に5万人いると言われる、不登校となっている高校生を支援するため、フリースクールを中心とした学校外施設などに通っている生徒を、校長や教育委員会の判断で「出席」扱いとすることを認める方針を固めた。
文部科学省は、不登校の小中学生が7万人を超えた1992年から出席扱いの措置を導入。学外施設で相談や指導を受けていても保護者と学校の連携が十分に取れていることや、訪問で対面指導ができることなど、一定の条件下で出席として認めてきた。2006年度は約1万7千人の小中学生が出席扱いとなった。
このように、従来フリースクール通いを出席扱いにするのは小中学生だけだったが、文部科学省は、高校進学率がほぼ100%となり“事実上の義務教育化”している実態を考慮。「(高校は)自らの意思で入学し、退学の自由もあり、不登校という状態は理論上ありえない」としてきた方針を転換させた形だ。
文科省では、今後適用条件を検討し実施時期を決めるという。








