湘南ゼミナール、更なる成長に向けファンドを活用したMEBOを実施


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学習塾・予備校・企業 湘南ゼミナール、更なる成長に向けファンドを活用したMEBOを実施

配信元:私塾界 07月05日09時28分

株式会社湘南ゼミナール(神奈川県横浜市)は6月30日、ファンドを活用したMEBO※により、新たなる成長ステージを創出することを決めた。

同社は、神奈川・東京・千葉・埼玉・愛知・岐阜に進学塾「湘南ゼミナール」や、難関国私立高校受験の「SHOZEMIアルファ」、個別指導の「スタディ・ナビ」などを展開しているが、法人設立から今年で30年目を迎えることから、今期を第二創業と位置づけ大きな改革に乗り出す。

同社の福村賢一社長は、「昨年の社長就任以来、会社の永続性を考え、事業承継については最も注力してきました。2018年に法人化から30周年を迎えることから、次の30年にはIPOも視野にいれながら社会の公器として、当社の理念である『人に学び 人を育て ひとにかえそう』を体現し続けていきます。当社の強みである人財および社風を最大限活かすべく、希望する従業員が出資することができるMEBOを共同出資元の雄渾キャピタル・パートナーズ株式会社(東京都千代田区)と設計しました。そういう意味でも、今回の変化は役社員による第二の創業です」と語った。
湘南ゼミナールは、16年5月期までの5期連続で売上高上昇率の2桁成長を続けており、17年5月期も10%超の成長を達成しているという。今回は、将来的なビジョンが双方に一致したファンドと手を組むことにより、ノウハウと資金を積極的に活用しながら、更なる業容拡大と企業価値の向上を目指し、大きく舵を切った同社に強い意気込みを感じる。

※MEBO=Management and Employee Buyoutの略で、経営陣と従業員が一体となり自社の株式を取得し企業の経営権を獲得する取引。

私塾界

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