関西の有力私大の一つである龍谷大は平安中学高校を2008年4月に初の付属校である「龍谷大付属平安中高」にすると発表した。
立命館大や京都産業大も大学全入時代到来に向けての学生数の確保を狙って付属校を新設しており、大学による中高生の囲い込みが激化している。
平安高は付属かにより、既存の90人の推薦枠を2倍以上に増やし、今後中学の定員増についても検討中とのことで中高大の一貫教育化を進めている。
付属化については1999年度から提案があったものの学力低下に対する懸念を尊重し保留、2003年度から大学・高校での連携カリキュラムを進め生徒の基礎学力の向上に力を入れてきた。
龍大の神子上惠群学長は、現時点での付属小学校の開設は考えていないとしている。