「ネットいじめ」の教育委員会向け対策サービスを提供 ガイアックス


  1. 教育情報サイトeduon!ホーム
  2. 教育ニュース
  3. 中学校
  4. 「ネットいじめ」の教育委員会向け対策サービスを提供 ガイアックス

中学校 「ネットいじめ」の教育委員会向け対策サービスを提供 ガイアックス

04月08日11時22分

 ガイアックスは、学校裏サイトやネットいじめ対策コンサルティングサービス「スクールガーディアン」を教育委員会向けに提供を開始した。東京都の江東区教育委員会が導入を決めており、区内の全22中学校で初めて独自に学校裏サイト対策に取り組むことになる。

 スクールガーディアンは、PCサイトや携帯電話サイトの中でも特に子どもたちによく使われている掲示板サイトやプロフサイトを中心に、契約学校の生徒に関わる書き込みをガイアックスの掲示板監視チームが、検索、監視し、結果を報告するサービス。

 ネットいじめや個人情報流出などの問題投稿が発見された場合、学校に通知すると同時に、当該投稿が掲載されているサービス運営者へ削除を依頼する。ピーネストが運営する「@peps!」「Chip!!」、ふみコミュニケーションズの「ふみコミュ!」がパートナーとして協力している。

 ガイアックスによれば、東京都の江東区教育委員会では、ネット上のやりとりによる中学生のトラブルが2007年度に6件確認されていたという。一部の教員は自ら学校裏サイトの検索を行っていたというが、「追跡に時間がかかり、生徒を指導する時間が取れない」などの声が上がっていたためスクールガーディアンの導入に至ったとしている。年間予算は347万円。

 ガイアックスでは4月中に東京都江東区内の中学校全22校を調査し、報告書を提出する予定。5月には各中学校の担当者を集めて、携帯電話を使用した体験講座や中学生の携帯電話利用の基礎知識についてレクチャーを行う研修会を開催する。

【株式会社ガイアックスとは】
 1999年3月5日に設立され、コミュニティサービスを中心にコミュニティ・WEBサイトを活性化させる各種サービスを提供している会社である。
 サービスの事例としてゼクシィnet、東急線沿線の地域SNSなどをクライアント企業へ提供している。

掲示板 このニュースについて掲示板のトピックを立てる