文部科学省は２７日、障害のある子供と障害のない子供とが可能な限り共に教育を受けられるよう配慮する「インクルーシブ教育システム」の理念を広く浸透させることを目的として、１１月２１日公開の映画「レインツリーの国」とタイアップ企画を実施することを決定したと発表した。
発表によると、この映画は主人公と聴覚障害のあるヒロインが、当初は衝突しつつも徐々に距離を縮めていく過程が繊細に描かれており、障害のある人とない人が共に活躍する共生社会が目指す価値や「インクルーシブ教育システム」が目指す理念と通じるものがあると考えられるためタイアップを決めたという。
今後は、映画「レインツリーの国」の出演者へのインタビュー記事を文部科学省ホームページに掲載やタイアップポスターの作成、配布などのタイアップ企画を実施していく予定だという。
■映画『レインツリーの国』と文部科学省がタイアップ！～はじまりは、わかりあいたいという気持ち～
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/10/1363264.htm
