NHKニュースなどによると、平成32年度から実施する予定の大学入試センター試験に代わる新しい試験について、文部科学省は年に複数回実施することは見送る方向で検討していくことになったという。
それによると、文部科学省の行った試算では記述式の問題の採点などに20日から60日程度かかる事がわかったためで、テストを複数回行わなくても記述式を導入することで学力を多面的、総合的に評価するという目的は相当程度実現するいう。
また、日本経済新聞によると、文部科学省の大学入試改革の具体策を話し合う「高大接続システム改革会議」は、新テストについて3月末をメドに最終まとめを発表する予定だという。