文部科学省は21日、全国の国公立学校施設の点検等の実施状況について、平成28年10月1日時点の状況を公表した。
発表によるとこの調査は、全国の国公立学校施設について、建築基準法に基づく点検等(法定点検)の実施状況と、法定点検の実施義務がない学校施設における同等程度の専門的な点検の実施状況と調査したという。
調査結果によると、公立学校では法定点検の実施義務がある学校では99.99%が「点検を実施」又は「点検を実施する見込み」(残りの0.01%(3校)は平成30年度までに廃校等の予定)、実施義務がない学校では40.0%が「点検を実施」又は「点検を実施する見込み」だという。
国立学校では法定点検の実施義務がある主要団地は100%が「点検を実施」又は「点検を実施する見込み」、実施義務がない主要団地では82.4%が「点検を実施」又は「点検を実施する見込み」だったという。
■国公立学校施設における維持管理点検状況調査の結果について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/02/1382063.htm