文部科学省は29日、「学校施設の長寿命化改修に関する事例集」と「学校施設の長寿命化計画策定に係る解説書」を公表した。
それによると、「学校施設の長寿命化改修に関する事例集」は公立小中学校が建築後25年以上経過した施設が保有面積の約7割となるなど老朽化の進捗が深刻な状況であることを受けて作成されたという。
校舎8事例、屋内運動場4事例について、長寿命化改修に向けた課題や改修手法等についてまとめてあるという。
また、「学校施設の長寿命化計画策定に係る解説書」では平成27年4月に作成された「学校施設の長寿命化計画策定に係る手引」に基づいて、学校施設の長寿命化計画の標準的な様式とより具体的な留意点等を解説しているという。
■「学校施設の長寿命化改修に関する事例集」の公表について
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyosei/1383800.htm
■「学校施設の長寿命化計画策定に係る解説書」の公表について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/03/1383568.htm