これからのアルバイトの在り方を再定義する「エデュバイトグランプリ」開催


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その他 これからのアルバイトの在り方を再定義する「エデュバイトグランプリ」開催

配信元:私塾界 09月26日07時42分

成基コミュニティグループの代表の佐々木喜一氏が会長を務める一般社団法人日本エデュバイト協会が主催する「エデュバイトグランプリ(EBGP)2018」が、9月17日(月・祝)にみやこめっせ(京都府京都市)にて開催された。

「エデュバイト」とは成基コミュニティグループが、2004年にアルバイトに教育的な要素を付加した「有給インターンシップ」として位置付けた仕組みで、「実社会で必要となるスキル習得に直結するアルバイト」のカタチや、「もっと志を持って取り組め、やりがいや達成を感じられるアルバイト」のカタチを具現化、提供したいという想いから、発案。実際に成基コミュニティグループに勤める「エデュバイト生」の中から最も優れた実践事例を決めるのが今回の「エデュバイトグランプリ」だ。今回も総勢1,000名にも及ぶエデュバイト生が一堂に集まり、その意識の高さが伺える。
 この「エデュバイトグランプリ」は学生の、学生による、学生のためのイベント。エデュバイトを推進するための一般社団法人日本エデュバイト協会の学生実行委員会が企画・運営し、社員はあくまでもサポート役に徹する。今回はフランクな環境で成果発表等をしていければという想いから、社員も含め、全員がカジュアルな装いで参加。より学生主体の運営を試みている。

今年のEGBPのテーマは「成長・進化」。プログラムにもワークショップを取り入れるなど主体的に参加でき、学びのあるイベントを目指す。
 大きく「コーチング部門」と「エデュバイトプロジェクト部門」の2つによって構成され、それぞれの選抜された優秀者、または優秀グループが時間の許す限り参加者全員の前で自教室の取り組みを発表。アンケート集計器を使用し、採点基準に照らし合わせて参加者全員が投票。その場で「コーチング部門」、「エデュバイト部門」のグランプリを決める。
 「コーチング部門」は4つに分かれた地区大会でそれぞれ勝ち上がってきた4名の代表によるプレゼンテーション、「エデュバイト部門」では選抜された8教室からの成果発表があり、グランプリが発表された。
 「コーチング部門」のグランプリは、京都南・奈良地区代表のゴールフリー伏見教室の中西太郎さん。「エデュバイト部門」では、ゴールフリー上牧教室が受賞した。またゴールフリー伏見教室も0.1ポイントという僅差で惜しくも第2位となり、健闘を讃え合った。
 2020年をターゲットイヤーとした教育改革、働き方改革等の様々な新しい風が吹いている教育業界。今回のイベントはその中でも「大学生のキャリア教育」という分野で非常に示唆に富んだものとなった。

私塾界

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