多彩なカリキュラムで生きる力を育む高校 Loochsが来春誕生


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その他 多彩なカリキュラムで生きる力を育む高校 Loochsが来春誕生

配信元:私塾界 11月22日08時30分

東京・渋谷区でAO入試専門塾「AO義塾」を運営するLoochs株式会社は、来年4月より、都内にLoochsという高校を開校する。その記者発表が11月14日、都内で開催された。

「教育は、変わらなければならない。変えなければならない。」をコンセプトに掲げる同校は、Loochsの代表である斎木陽平氏と、俳優でありリバースプロジェクトの代表でもある伊勢谷友介氏の2名を発起人として誕生する。
 Loochsの特徴の1つに挙げられるのが、人工知能を駆使して効率よい学びを提供する点だ。パーソナル学習コーチが寄り添いながら、自学自習を徹底サポートしていく。また「ビジネス」「テクノロジー」「クリエイティブ」「リベラルアーツ」という4つのカテゴリーにおいて、一流の社会人から学べるのもポイントだ。例えばクリエイティブでは、数々の大手企業のデザインを手掛けるアートディレクターの水口克夫氏が講師を務め、リベラルアーツでは発起人の伊勢谷氏がカリキュラムを監修している。
 ミャンマー、インド、モンゴル(都市は順次拡大)の3か国のなかから、4か月〜2年の範囲内で留学できるのも面白いほか、学生に主体的に学校を運営させる体制を整えていたり、難関大学不合格時には、授業料を返金するシステムを採用しているのも画期的だ。卒業後は国内外大学への進学だけでなく、起業も想定しているLoochsは、通信制高校である代々木高校と提携し、高校卒業資格を取得することができる。
 記者発表には斎木氏だけでなく伊勢谷氏も登場し、Loochsを発案した経緯を語った。「夢の実現を目標に生きてきた私は25歳で映画監督を務めさせてもらい、1つ夢が叶ったわけですが『このために生きているのではない』と感じてしまったんです。夢を叶えた後の生き方は誰にも教わっていなかったので悩みました。そしてある時、ふと月から地球を見下ろしたところをイメージすると、人間は地球におけるがん細胞ではないかと思ったんです。であれば、人間だけができる教育によって、地球の脳みそになるべきではと考えました。Loochsを通じ、社会や地球の脳みそとなるような“宇宙人の視点”を育みたいと思います」
 斎木氏と伊勢谷氏は3〜4年前、斎木氏の主催するイベントで遭遇。お互いの想いが共通することで意気投合し、今回のLoochs設立に至ったという。
 入試は学力試験をおこなわず、エントリーシートなどの書類をもって1次審査をおこない、2次試験で面接を実施。定員は100名で、入学金12万円、授業料を含む年間諸経費は約107万円となっている。

私塾界

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