厚生労働省は20日、食品の放射性セシウムについて1キロあたりの新しい規制値案をまとめ、子どもが放射性物質の影響を受けやすいことを考慮し、粉ミルクなどの乳児用食品と牛乳を50ベクレル、飲料水を10ベクレルとした。
食品による内部被ばく線量の上限を年間5ミリシーベルトから1ミリシーベルトへ引き下げたほか、今まで3つに分類されていた野菜類、穀類、肉や魚その他は、一般食品として1つにまとめられ1キロあたり100ベクレルの規制値となった。
来年4月からの導入を目指しており、適用されれば現在の暫定基準値より厳しくなる。
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