生徒在籍中の学校に、初の解散命令か?
群馬県高崎市の学校法人「堀越学園」の経営悪化している問題で、10月12日、文部科学省は、同学園に私立学校法に基づく解散命令を下す方針を固めた。
既に大学設置・学校法人審議会に諮問した。「堀越学園」は群馬県を拠点に創造学園大学などを運営している。今回は再建計画に実現性が乏しく、財産不足などの法令違反の解消は難しいと判断された。学生が在籍中の学校法人に対しての解散命令が正式に出されれば、今回が初のケースとなる。
審議会は非公開で、学園が示した再建計画や学園が運営する創造学園大学や幼稚園などの学生・園児らの約500人弱の処遇を議論した。同省は早期に答申を受け、解散命令を下す見通しだ。
