日本政策金融公庫は２０日、教育費負担の実態調査結果を発表し、高校入学から大学卒業までに必要な入在学費用は子供１人当たり８８０万円だったと発表した。
発表によるとこの調査は、平成２６年１１月２２日～１２月２日に２５歳以上６４歳以下の高校生以上の子供を持つ保護者４７００人（各都道府県１００人）を対象にインターネットによるアンケート調査を行ったという。
調査結果によると、高校入学から大学卒業までに必要な入在学費用は子供１人当たり８８０万円、自宅外通学者への年間仕送り額は平均１４０万円で、自宅外通学を始めるための費用として平均４５万円かかるという。
また留学について、「留学させたい」「条件が合えば留学させてもよい」と回答したのは５９．４％で、それらの回答者が重視する点は「お子様の留学意思」（８５．９9％）、「留学先の治安」（６１，７％）、「留学費用の負担」（５０．９％）の順だったという。
■日本政策金融公庫 公式サイト
http://www.jfc.go.jp/
