文部科学省は１２月２６日、平成２８年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果の速報値を公表した。
それによるとこの調査は、初等中等教育における教育の情報化の実態等を把握し、関連施策の推進を図るた目に行われているもので、「学校におけるＩＣＴ環境の整備状況」「教員のＩＣＴ活用指導力」について、全国の公立学校および全教員を対象として行われたという。
調査結果によると、「学校におけるICT環境の整備状況」については、教育用コンピュータ１台当たり児童生徒数は５．９人/台、普通教室の無線LAN整備率は２９．６％だったという。
また、「教員のＩＣＴ活用指導力」については教材研究・指導の準備・評価などにＩＣＴを活用する能力は８４．０％、授業中にICTを活用して指導する能力は７５．０％だったという。
■平成28年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果【速報値】について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/12/1399116.htm
