文部科学省は6日、平成29年度英語教育改善のための英語力調査の調査結果を公表した。
それによるとこの調査は、全国の中学校3年生約6万人(国公立約600校)及び高等学校3年生約6万人(国公立約300校)を対象に、英語に関する4技能(「聞くこと」「読むこと」「話すこと」「書くこと」)がバランスよく育成されているかという観点から、生徒の英語力や学習状況を把握・分析し英語教育の成果と課題を検証したという。
調査結果によると、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)での中学校3年生ではA1上位以上、高校3年生ではA2以上の割合について、目標としていた50%についてはどちらも4技能全てで到達しなかったという。
■平成29年度英語教育改善のための英語力調査 事業報告
http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1403470.htm