マレーシアの教育格差で中国系住民が抗議集会


教育問題マレーシアの教育格差で中国系住民が抗議集会

2012年12月10日08時22分

多民族国家のマレーシアでは、民族間の経済格差の是正を理由にし、大学入学などで多数派のマレー系住民への優遇政策がとられている。政府は9月に、小学校でのマレー語の授業時間を増やすなどマレー系住民のさらなる優遇につながりかねない新たな教育制度を発表した。これに対して、国民のおよそ4分の1を占める中国系の住民から反発が出ていて、11月25日、中国系の学校の教師や関係者ら数千人がクアラルンプール近郊で抗議集会を開いた。

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