宇都宮大学(栃木県宇都宮市)と横浜国際大学(神奈川県横浜市)は16日、災害時などに履修状況や研究成果などのデータが消失した際に復旧できるようにするため、相互に重要なデータをサーバーに保管し合う協定を締結した。
読売新聞によると宇都宮大学と横浜国際大学は、大規模な自然災害や停電、サイバー攻撃想定していて、それぞれの大学内に設置するサーバーに重要なデータを保管し互いにバックアップする体制を目指し、保管データは、互いに閲覧できないようにするという。年内に運営計画を作成し、2~3年後から運営の予定。
宇都宮大学と横浜国際大学は距離が100キロ以上離れ、同時に被災する可能性が低いことなどから、09年からデータの保護とバックアップについて連携を始めている。