法政大学は2013年9月からグローバル教養学部で秋入学制度を導入する。
欧米など主要各国の学校の開講時期に合わせた秋入学を導入することで、
教育や研究内容を今まで以上に、国際化へシフトしていくことを目指す。
法政大学では大学院情報科学研究科で08年から秋入学を実施しているが、
学部レベルで導入するのは今回が初めて。
グローバル教養学部は08年4月に設立。
在籍学生のほとんどが日本人であるが、全ての授業を英語で行っている。
1学年の定員66人のうち、秋入学の募集人員は14人。
13年7月に書類審査や英語での面接による入試を実施し、13年9月の入学を予定している。
秋入学で学生の留学を活発にするだけでなく、
海外大学からの研究者の迎え入れ、日本からの教員派遣などの交流も促す。
現在、東京大学を中心に秋入学を前向きに検討している大学が見受けられるようになった。
ただ東京大学で今月から始まった、初の学部レベルでの海外学生向け秋入学コースで、
合格者の3割が入学を辞退し、欧米の有力大学に流れたこともあり、
グローバルな視点での秋入学について、再度検討が必要になる可能性が出てきている。
なお、法政大学グローバル教養学部の秋入学についての詳細は、
同大学オフィシャルページ、ニューストピックスコチラまで。
http://www.hosei.ac.jp/gis/ja/NEWS/topics/120807_01.html
