文部科学省は19日、大学の設置認可時等における留意事項や授業科目の開設状況などの平成26年度設置計画履行状況等調査結果を公表した。
発表によると調査対象校は502校、調査対象件数844件で、844件すべてで書面調査を行い、そのうち面接調査を実施したのは24校27件、実地調査を実施したのは43校50件だという。
その結果、全体としては科目開設や教員配置など設置計画が着実に履行されているものの、相応の理由なく設置計画を変更していたり留意事項に対して一向に対応が見られないなどの大学もあり、合計253大学に対して是正意見や改善意見が今回調査時の大学の状況に基づいて出されたという。
■設置計画履行状況等調査の結果等について(平成26年度)
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ninka/1355057.htm