愛知医科大学(愛知県長久手市)は11日、日本臓器製薬株式会社(大阪市中央区)と株式会社FRONTEOヘルスケア(東京都港区)と、集学的診療のノウハウを人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」に学習させ、複雑な慢性痛の診療を支援する「疼痛診療支援AIシステム」の開発に向け共同研究を開始したと発表した。
プレスリリースによると、愛知医科大学にある痛みにおける集学的な治療・研究施設「学際的痛みセンター」に蓄積された集学的医療としての様々なノウハウと、痛み患者の過去のカルテ情報における特徴をKIBITに学習させ、、KIBITの解析による判定と集学的診療チームの判定結果との相関性・同等性を指標に学習アルゴリズムの最適化を検討しえ地区という。
この研究は1年を目途に完了し、診断支援機器としての製品化へ向けた開発に進む予定だという。
■「疼痛診療支援AIシステム」の実現に向けた共同研究開始について
http://www.aichi-med-u.ac.jp/su03/su03_2017/su03_2017_01/1203508_3458.html