東京大学（東京都文京区）は３０日、宇宙に由来する素粒子ミューオンを用いた社会インフラの安全性向上と自然災害の防災および軽減に向けて、日ハンガリーのパートナーとの合意書にサインをしたと発表した。
発表によるとこの合意書は、５月１９日にハンガリー大使館で開催された「ミュオグラファーズ２０１７：ＩＭ２Ｎシンポジウム」の中で取り交わされたという。
それによると、この合意は東京大学地震研究所とハンガリー科学アカデミーウィグナー物理学研究センターとの間で２０１５年、２０１６年にそれぞれ締結された学術交流協定及び知的財産協定に続くもので、ＮＥＣが先進人工知能技術を使ったデータ解析を通して、輸送の安全確保や防災分野で解決策を探すことで、ミュオグラフィに社会価値を加えることを目指すという。
■東京大学、日ハンガリーと先進安全、防災分野で協力合意 (広報室)
http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/news/topics/topics_z0508_00046.html
