iPS細胞からインスリン産生細胞を作製しの活用を目指すオープンイノベーション研究を開始 東京工業大学など


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大学 iPS細胞からインスリン産生細胞を作製しの活用を目指すオープンイノベーション研究を開始 東京工業大学など

01月11日08時16分

東京工業大学(東京都目黒区)は10日、第一三共株式会社(本社:東京都中央区)、三菱UFJキャピタル株式会社(本社:東京都中央区)と、iPS細胞(人工多能性幹細胞)からインスリン産生細胞を作製し、再生医療・細胞治療への活用を目指すオープンイノベーション研究を開始したと発表した。

プレスリリースによると、生命理工学院 生命理工学系の粂昭苑・白木伸明研究室が開発したヒトiPS細胞から膵β細胞(インスリンを分泌する膵臓にある細胞)を高率に作製する方法と第一三共の技術を融合させることにより、生体内の膵β細胞に近いiPS細胞由来インスリン産生細胞が作製可能であることを見出したという。

この研究ではiPS細胞由来のインスリン産生細胞の更なる性能の向上及び作製法の改良を行うことで、重症1型糖尿病に対する革新的な治療法として実用化に向けた検討を行うという。


■iPS細胞由来インスリン産生細胞におけるオープンイノベーション研究を開始
https://www.titech.ac.jp/news/2019/043334.html

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