位置情報ゲームを利用する中高年の歩数が有意に増加と発表 東京大学


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大学 位置情報ゲームを利用する中高年の歩数が有意に増加と発表 東京大学

02月12日08時20分

東京大学(東京都文京区)は7日、位置情報ゲームを利用する中高年の歩数が有意に増加したと発表した。

プレスリリースによると、東京大学大学院工学系研究科の樋野公宏准教授らは、2016年7月の「POKemon GO」リリース前後における中高年の歩数について、位置情報ゲーム利用者と非利用者でその変化に差があるかについて、リリース前後9ヶ月の期間で調査を行ったという。

分析対象者は横浜市が実施する「よこはまウォーキングポイント事業」の参加者のうち、40歳以上かつ無作為に送付された参加者アンケート調査(2017年5月実施)の回答者だという。

調査結果によると、「位置情報を使ったゲームアプリを利用しているか」という設問に対して「利用している」と回答した利用者と、「利用していない」と回答した非利用者とを比較した際、リリース前は非利用者の平均日歩数が261歩多かったに対し、冬季に入り非利用群が歩数を減らす状況で利用群は歩数を維持し、12月には利用者の日平均歩数が583歩多くなったという。


■位置情報ゲームを利用する中高年の歩数が有意に増加-「Pokémon GO」リリース前後9か月間の歩数分析より-:都市工学専攻 樋野 公宏准教授、浅見 泰司教授ら
http://www.t.u-tokyo.ac.jp/soe/press/setnws_201902071740340422825960.html

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