文部科学省は26日、「大学等におけるフルタイム換算データに関する調査 報告書」の平成30年度調査の結果を公表した。
それによるとこの調査は、経済協力開発機構(OECD)への報告のため大学等における研究者数を国際的な基準であるフルタイム換算値を算出するのに必要な係数(フルタイム換算係数)についての調査で、5年毎に行っているものだという。
調査対象は「教員」「大学院博士課程の在籍者」と、今回調査から区別する「医局員」「その他の研究員」で、フルタイム換算係数(勤務時間に対する研究活動時間の割合)は「教員」のみ平成14年度の調査以降減少が続いているという。
■「大学等におけるフルタイム換算データに関する調査 報告書」について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/31/06/1418365.htm