文部科学省は8日、令和3年度の「地域コンソーシアムによる障害者の生涯学習支援体制の構築」と「地域連携による障害者の生涯学習機会の拡大促進」の公募内容を公表した。
それによるとこれらは、平成26年の障害者権利条約の批准や平成28年4月からの障害者差別解消法の施行等を踏まえて行われている事業だという。
「地域コンソーシアムによる障害者の生涯学習支援体制の構築」は、学校卒業後の障害者の社会参加・活躍のため、都道府県等を中心とした地域コンソーシアム形成による持続可能な生涯学習支援体制を構築し、多様な学びの場の拡充を目指すもので、採択数は5箇所程度を予定しているという。
「地域連携による障害者の生涯学習機会の拡大促進は、学校卒業後の障害者の社会参加・活躍のため、市区町村が民間団体等と組織的に連携した生涯学習プログラムを開発・実施し、成果を全国に普及することを目指し、採択数は24箇所程度を予定しているという。
どちらもスケジュールは同じで、公募期間は令和3年2月8日~3月1日17時で、審査は3月上旬~4月上旬を目途におこなわる予定で、契約締結は5月を目途とする予定だという。
■令和3年度「地域コンソーシアムによる障害者の生涯学習支援体制の構築」の公募について
https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/mext_00100.html
■令和3年度「地域連携による障害者の生涯学習機会の拡大促進」の公募について
https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/mext_00101.html