教育再生会議の合同分科会が12日首相官邸で開催されたが、首相の辞意表明により次回以降の存続が困難との身通し。今回予定していた第3次報告に向けた議論も取りやめとなっている。
池田守男座長代理は「3次報告を出さず、再生会議がなくなるのは大変不本意だ。何としても継続させていただきたい」とした。一方、伊吹文部科学相は12日の記者会見で安倍政権での教育改革が一定の成果を上げていると述べ、「国会や中央教育審議会でも意見を伺っている」と語り、再生会議の存続は不要との見解を示している。
安倍内閣は昨年9月の発足以来、戦後レジーム(体制)からの脱却として憲法改正や教育改正に意欲的に取り組んできた。
教育再生会議ホームページ:http://www.kyouiku-saisei.go.jp/