大阪府橋下知事、大阪府民と教育討論会


  1. 教育情報サイトeduon!ホーム
  2. 教育ニュース
  3. 教育行政・教育制度
  4. 大阪府橋下知事、大阪府民と教育討論会

教育行政・教育制度 大阪府橋下知事、大阪府民と教育討論会

10月28日20時39分

 大阪府の橋下知事と大阪府教育委員会は、教育行政について一般参加者と話し合う「大阪の教育を考える府民討論会」を26日、堺市の大阪府立大学で開催した。

 橋下知事が学力テストの自治体別結果を公表させたことについて賛否が寄せられたほか、職業教育の重要性を訴える声があがった。

 一方で、知事が発言するたびに、訪れた現場教員らから「『くそ教育委員会』発言を撤回しろ」「予算を増やせ」などとヤジが飛んだ。橋下知事も「こういう教員に子どもたちを任せられない」「こういう教員が現場で暴れている」などと教員批判を繰り広げた。

 子どもの指導方法についても「ちょっと叱って、頭をゴツンとしようものなら、体罰だと叫んでくる。これでは先生は教育が出来ない。言っても聞かない子には手が出ても仕方がない。どこまで認めるかは地域や家庭とのコンセンサス(合意)次第」と、学校での体罰を認めるような発言をしたが、討論会終了後には「体罰という言葉にとらわれる必要はない」と語った。

 討論会は、大阪府民の声を聞くべきと橋下知事が発案し、大阪府教育委員会と大阪府が主催した。

 約700人の大阪府民が参加し、このうち事前の抽選で決まった15人が2分間ずつ意見を述べ、橋下知事らが答える形式で行われた。

掲示板 このニュースについて掲示板のトピックを立てる