学校で新聞を教材として活用するNIE(Newspaper in Education)を推進する日本新聞教育文化財団(横浜市)は2010年1月21日、小学校や中学校、高校の図書室に新聞を配置するよう求める意見書を川端達夫文部科学相に提出したと発表した。
日本新聞教育文化財団が2009年10月にNIE活動の実践校536校に向けて実施したアンケートでは、図書室に新聞を配置していた学校は小学校35%、中学校38%、高校86%ということが判明。配置できない学校の理由としては、「管理できる司書がいない」「予算措置がない」などがあげられた。NIE委員会では必要な予算措置や環境整備などを求めている。