東京都教育委員会、進学指導重点校の基準設定「難関4大学への現役合格15人 以上」へ


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教育行政・教育制度 東京都教育委員会、進学指導重点校の基準設定「難関4大学への現役合格15人 以上」へ

07月13日12時57分

東京都教育委員会は2010年7月8日、現在7校を指定している都立高校の「進学指導重点校」の選定に当たり、2013年度から「難関4大学への現役合格15人以上」という基準を導入することを決定した。私立高校に対抗し、一層の学力向上と学校間の競争を促すことが狙いとされている。

現在の進学指導重点校は都立日比谷高等学校、都立西高等学校、都立国立高等学校、都立八王子東高等学校、都立戸山高等学校、都立青山高等学校、都立立川高等学校の各校で、進学指導に実績がある教員の優先配置、教員の加重配分などの措置を受けている。

しかし、東京都教育委員会が「難関4大学」と呼ぶ東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学への現役・浪人を合わせた合格者数はトップ校の都立日比谷高等学校の65人から一番下の都立立川高等学校の11人まで差がある。そこで「難関4大学への現役合格15人以上」の目標を掲げ、平成25年度以降は目標を達成できなかった場合は他校との入れ替えもあるという。

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