国際学習到達度調査結果(PISA)上海が世界1位 


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教育行政・教育制度 国際学習到達度調査結果(PISA)上海が世界1位 

12月08日16時15分

経済協力開発機構(OECD)2010年12月7日、65ヵ国の満15才の
生徒47万人を対象に実施した「生徒の国際学習到達度調査(PISA)」の結果を発表した。

最近数年間、フィンランドが独占していた「世界学力1位」の座を、
OECD経済協力パートナーの資格で初めてPISAに参加した上海(中国)は読解、数学、科学の全科目で、圧倒的な点差で1位を記録した。

他にもアジア圏で香港は数学3位、科学3位と韓国を上回り、中国系が主流を成しているシンガポール(読解5位、数学2位、科学4位)も善戦した。

台湾は数学で全体5位、最上位圏(5%)の順位が3位と、高い水準をみせつけた。中国では、エリート教育をする学力重点学校を選定し運営しており、
授業時間は世界で最も長い。すべての学校が英才クラスを設け、差別化された教育課程を提供している。

また、生徒に学校選択権を与えている地域が多く、生徒間、学校間の競争が激しく、小学校の高学年から進学競争をする状況だという。
さらに、中国社会では優秀な人材が教職に集まり、学校の競争力を高めている、と教育界は分析しているようだ。
日本については読解力も数学・科学の応用力も世界トップクラスには達していない教育の実情が浮き彫りになった。
調査対象になった15歳は小学3年から「ゆとり教育」を受け、授業時間が減らされてきた世代である。

日本の学力低下については、ゆとり教育での授業時間“削減”が原因と分析する。小学校では、来年2011年度から正式に脱ゆとり教育の新学習指導要領が施行される。

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