大学教授から公立小中学校の校長へ 宮城県教育委員会 


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教育行政・教育制度 大学教授から公立小中学校の校長へ 宮城県教育委員会 

12月21日20時36分

2010年12月20日、宮城県教育委員会は宮城県内の公立中学校の校長に、仙台大学 体育学部の荒井龍弥教授(49)(教育心理学)を起用すると発表した。

宮城県教育委員会は学校教育の振興や研究、教員育成で協力する連携協定を締結した一環として、今回の起用にいたったという。文部科学省によると、大学教授が公立小中高校の校長になるのは全国で初めてのことである。
宮城県教育委員会は特色ある学校づくりを進めるために2003年から公立学校の校長に民間人を起用しており、これまで元七十七銀行支店長など3人が校長に就任している。
大学教授の専門知識と人脈を学校運営に生かしてもらおうと、教育課程に携わる宮城県内の大学教員を対象に今年2010年7月から公募していた。今後、宮城県は教育研究や教員の育成、子どもの学習支援に協力し、教育や研究で質の向上を目指すという。任期は来年4月から3年間で、赴任先は研修後に決める。


荒井龍弥教授(49)=教育心理学専攻。東京都江東区生まれ、
神奈川県育ちで、東北大大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。

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