大阪市は橋下徹市長ら幹部による戦略会議を開き、13年度から3年間の教育目標を定めた「市教育振興基本計画案」を一部修正する方針を決めた、と1月31日の毎日新聞は報じた。
市立桜宮高校の体罰問題を受け、市長は市教委の体制を検証し、改善する内容を盛り込むべきだと指摘。
市教委は2月5日の教育委員会会議で対応を協議する。体罰問題を受け、計画案には「体罰・暴力行為を生まない学校作り」や「運動部活動の適切な指導方法の確立」を盛り込んだ。また、いじめ対策として出席停止や学校外指導などいじめた生徒への更生プログラムや、ICT(情報通信技術)の積極活用など橋下カラーを強く打ち出した内容となった。