文部科学省は25日、初等中等教育段階の教育政策の改革方針を示すものとして「教育進化のための改革ビジョン」を公表した。
それによるとこのビジョンは、新型コロナウイルス感染症やデジタル化が急速に進む中、初等中等教育段階の教育政策について、「令和の日本型学校教育」の具体的な進め方等、教育進化のための改革方針を示すものだという。
「誰一人取り残さず個々の可能性を最大限に引き出す教育」「教職員が安心して本務に集中できる環境」の2つの基本理念と下記4つの柱を今後の施策の方向性とするという。
1)「リアル」×「デジタル」の最適な組合せによる価値創造的な学びの推進
2)これまでの学校では十分な教育や支援が行き届かない子供への教育機会の保障
3)地域の絆を深め共生社会を実現するための学校・家庭・地域の連携強化
4)教職員が安心して本務に集中できる環境整備
■「教育進化のための改革ビジョン」を公表します
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1413767_00007.htm