女子中学生を実名で中傷する書き込みを放置し、書類送検されていた掲示板管理人が不起訴処分になった。
昨年8月20日ごろ、掲示板上に大阪市内の女子中学生=当時(13)=を実名で中傷する書き込みがあるのを知りながら放置し、名誉棄損のほう助容疑で書類送検されていた掲示板管理人の男性(20)が不起訴になった。ネット上の中傷を名誉棄損で立件するケースは少なく、掲示板管理人が刑事責任を問われるのは極めて異例であったが、大阪地検は、書き込みの内容が名誉棄損ではなく侮辱にあたると判断し不起訴処分とした。なお中傷は女子中学生と同じ塾に通っていた別の女子中学生=当時(13)=が書き込んでおり、大阪府警は名誉棄損の非行事実で児童相談書に通告している。