「2ちゃんねる型」が9割、学校裏サイト―文部科学省初調査


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不登校・いじめ・事件 「2ちゃんねる型」が9割、学校裏サイト―文部科学省初調査

04月16日10時46分

 子どもが自分の通う学校の情報などをネットに書き込む「学校裏サイト」について、文部科学省は15日、中学校と高校を対象に実施した初の実態調査の結果を公表した。見つかったサイトは3万8,000件超。うち約2,000件を詳しく調べたところ、半数に「うざい」など、他人を中傷する言葉があった。いじめなどの温床になりやすいと指摘されている裏サイトのまん延ぶりが、改めて浮き彫りになった。

 学校裏サイトは、各学校が運営する公式ホームページとは異なり、在校生や卒業生らが独自に運営している非公式の掲示板。同省の調査は今年1~3月に実施され、全国47都道府県で計3万8260件の裏サイトが確認された。

 更に、裏サイトは巨大掲示板「2ちゃんねる」などの「スレッド(テーマごとの書き込み群)型」に全体の9割近くが集中し、その多くに有害広告がついている実態もわかった。

 内容を確認するため、群馬大など調査協力者がいる群馬、静岡、兵庫の3県計2010件を詳しく調べた結果、「キモい」「うざい」など誹謗(ひぼう)・中傷の表現(32語)を含むものが半数の996件あった。さらに、このうち、生徒個人に向けた中傷等が約60%、教師に向けた中傷等が約15%あった。「死ね」など暴力的な表現(20語)は約27%の534件に含まれていた。また、性器や性描写などわいせつな表現(12語)があったのは734件で、全体の約37%を占めた。

 一方、この3県の中高生1522人を対象にしたアンケートでは、学校裏サイトを「知っている」が約33%で、約23%が「見たことがある」と答えた。実際に書き込んだことがあるのは約3%の49人。うち11人は「ほぼ毎日書き込む」と回答し、一部のヘビーユーザーを中心にサイトが作り上げられている実態も浮かんだ。

 文部科学省は裏サイトを放置するといじめなどにつながりかねないとして、パソコンや携帯電話のネット利用の制限(フィルタリング)機能を活用するよう保護者らに呼びかける方針。他省庁と共同で裏サイト対策を進めることも検討するという。

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