中1男子生徒11人が 先生を「流産させる会」を発足 愛知県半田市


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不登校・いじめ・事件 中1男子生徒11人が 先生を「流産させる会」を発足 愛知県半田市

03月30日16時29分

 愛知県半田市の市立中学で、1年の男子生徒11人が「流産させる会」を発足させ、1月から2月にかけて30代の妊娠中の担任教諭の給食に食塩やミョウバンを混入したり、いすのねじを緩めたりしていたことが28日、分かった。生徒らは、席替えを決める方法や部活動について注意されたことなどから担任教諭に不満を持ち、「流産させる会」をつくった。

 半田市教育委員会によると生徒らは1月下旬、教室にある教諭の椅子のねじを緩めたり、車にチョークの粉や歯磨き粉を振りまいたりした。2月には、理科の結晶観察で使った食塩とミョウバンを持ち出し教諭の給食に混ぜた。これを女子生徒が目撃し、別の教諭にいたずらが伝わったという。教諭は当時妊娠6カ月前後で、4月から産休の予定だった。

 先生を「流産させる会」のメンバー11人のうち、実行したのは5人。メンバーの1人が部活動でのもめごとを教諭に怒られ、根に持っていた。また、3学期を迎えるため席替えをしようとして、08年12月と1月に生徒と2度トラブルがあった。

 教諭は異物混入には気付かず、医師の診断を受けたが異常はなかった。

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