アメリカ合衆国フロリダ州にあるタンパ警察は17日、タンパ市内のフリーダム高校に爆発物を仕掛けて職員や生徒らを殺害しようとしたとして、爆発物の材料所持などの容疑で17歳の元男子生徒を逮捕したと発表した。
逮捕された元男子生徒は昨年3月、校外での問題が原因で同校から退校処分を受けていた。自宅の部屋からは、起爆装置など爆弾の材料が押収され、日記には計画が分刻みで記されており、13人が死亡した1999年のコロラド州高校銃乱射事件を上回る規模の殺害を企てていたことも分かった。
母らと同居していたが、家族は犯行計画に気付かなかったという。動機は不明だが、日記には特定の教職員2人を標的とする考えを示しており夏休み明け初日の犯行を計画していた。