東京都教育委員会は11日、都内公立学校での体罰の実態調査結果を公表した。
発表によるとこの調査は、都内の公立学校2184校の校長、教職員、児童、生徒を対象として、平成24年度の教育活動での暴力等による体罰を聞き取りと質問紙によって調査した。
体罰の疑いがあるとして962人(490校)の行為について報告があり、このうち体罰と考えられるものが155人(126校)、不適切な指導の疑いがあると考えられるものが666人(384校)だったという。
今後については、事実関係を更に精査して5月下旬に最終報告を行う予定という。
■都内公立学校における体罰の実態把握について(第一次報告)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2013/04/20n4b800.htm