文部科学省は7日、学校施設の津波対策や避難所となる学校施設の在り方について検討を行い、「災害に強い学校施設の在り方について~津波対策及び避難所としての防災機能の強化~」として取りまとめ公表した。
それによると、東日本大震災で顕在化した防災機能に関する様々な課題を受けて検討されたという。
学校施設の津波対策は、周辺の高台や津波避難ビルへの避難、校舎等の屋上や上層階への避難、高台移転、高層化が考えられるとし、学校の立地状況に関する正確な実態把握を行うことが重要だとしている。
また、地域の避難所となる学校施設については、防災担当部局と連携し、避難所となる学校施設の安全性や必要な機能、運営方法などを踏まえ整備することが重要としている。
■「災害に強い学校施設の在り方について~津波対策及び避難所としての防災機能の強化~」の取りまとめについて
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shisetu/013/toushin/1344800.htm