東京都練馬区の小学校に8月中旬から今月にかけて、「児童に危害を加える」と書かれた手紙が送りつけられていたことが13日、分かった。警視庁では警戒を強め、脅迫容疑として調べている。
脅迫状は先月13日と20日で、練馬区の豊玉小学校と南町小学校、区教委に届けられた。いずれの脅迫状にもある人物の誹謗中傷のほか、その内容を児童に伝えなければ児童に危害を加えると匿名で書かれていた。その後、先月31日、新学期の始まる3日にも同一人物からと見られる脅迫状が届いている。
小学校では職員らによるパトロールや集団下校を行い、12日夜には臨時の保護者会を開き注意を呼び掛けた。