法務省は10日、今年から始まった司法試験予備試験に116人(男性103人、女性13人)が合格したと発表した。受験人数は6447人で、合格率は約1.8%。
司法試験の受験資格は法科大学院修了が条件だが、今年から始まった司法試験予備試験は、経済的な事情から法科大学院に通えない人などの為に設立され、受験資格の制限も特にない。
予備試験の合格者の平均年齢は31・57歳で、最年長合格者は59歳、最年少は20歳。職業は大学生が一番多く40人、無職32人、公務員13人、会社員12人と続いた。
今回の合格者は法科大学院の修了生と同様に、来年から5年以内に3回まで司法試験を受験できる。