青森市で、商業系高校生対象の小論文指導


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受験・入試 青森市で、商業系高校生対象の小論文指導

配信元:私塾界 08月24日08時41分

東奥日報(8月15日付)は、大学進学に向け、商業系高校の3年生が小論文の書き方について学ぶ講習会が14日、青森市の県立保健大学で始まったと報じた。7校から計63人が参加し、2日間にわたって現代文の解き方、小論文の基本から志望理由の書き方まで講義を受ける。

県高校商業教育研究会が主催した。同研究会によると、ここ数年、本県商業高校の卒業生の進路は、進学が就職を上回っている。推薦やアドミッション・オフィス(AO)入試を利用して進学を目指す生徒が増えていることが背景にあるという。推薦やAOは、小論文や面接が課されることが多いため、講習会を通して小論文の基本から学び、進学をかなえてほしい――という狙いがある。

講義した代々木ゼミナール講師の鈴木鋭智さん=本県出身=は、日本語を正しく読み、理解することは「他教科の得点増にもつながる」と説明。県外大学の情報理工学系学部を目指す三沢商業高3年の米内山ひかりさんは「具体的な説明で、分かりやすく、楽しい授業だった。志望理由書を書くときや、推薦入試のときに役立てたい」と話した。

講習には進学希望の2年生も参加した。同研究会運営委員長で、青森商業高商業科長の三上雅也教諭は「今は商業高校イコール就職ではない。進学の道も生徒に確保したい。講習では意識を高め、たくさんのことを吸収してほしい」と語った。

私塾界

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