部員の飲酒強盗事件で桐蔭学園柔道部、1年の団体戦自粛


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高校 部員の飲酒強盗事件で桐蔭学園柔道部、1年の団体戦自粛

11月30日21時26分

 私立桐蔭学園高(横浜市)は30日、柔道部員(16)が強盗容疑で逮捕されたことを受け、逮捕された男子生徒を退学処分、同部を1カ月間の活動停止、08年11月末まで団体戦を自粛すると発表した。個人戦は出場する。

 そのほか、野坂康夫教諭の部長職と、鈴木寛人教諭の監督職を解き、部員の寮の指導担当教諭2人とともに減俸。事件直前まで寮の部屋で生徒と一緒に飲酒していた上級生3人と、その場にいた上級生1人も処分する。


 帰宅途中の19歳女性を突き倒してバッグを奪ったとして、神奈川県青葉署は28日、強盗の現行犯で男子生徒を現行犯逮捕した。同署はわいせつ目的などがなかったか追及している。 

 少年はバッグを奪った後、女性の首に腕を回し住宅街を約十分間、約一キロに渡って連れ回しており、「酒は先輩たちと飲んだ」「遊ぶ金が欲しかった」と供述し、容疑を認めているという。


 桐蔭学園高校柔道部は2005年の全国高校選手権や2006年のインターハイ男子団体で優勝するなどの強豪校。同校によると、柔道部員24人は全員寮で生活しており、逮捕された生徒は柔道部員も含む生徒3人と寮内で缶チューハイなどを飲酒後、外出したという。同寮では午後7時半以降の外出は禁止されている。

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