文部科学省は3日、新型インフルエンザの影響で休校している学校(幼稚園や大学などを含む)が、先月18日に調査を始めて以来初めてゼロになったと発表した。2日まで兵庫県の私立高1校が休校していた。
生徒11人が新型インフルエンザに感染し、27日から休校していた神戸市兵庫区の神戸学院大付属高校の授業が3日に再開。文部科学省によると、これで新型インフルエンザ感染に伴い休校していたすべての学校が再開した。
神戸学院大付属高校によると、3日から1週間は部活動や対外試合を自粛し、県高校総体への出場は辞退する。
今回の新型インフルエンザにともなう休校では課外活動や国内修学旅行の実施にも影響を及ぼしている。文部科学省初等中等教育局児童生徒課の発表によると新型インフルエンザの影響により、公立小・中・高等学校及び中等教育学校のうち約2,600校が修学旅行を中止又は延期した。